マリオパーティ10のはなし

 

『マリオパーティ10』の発売から、もう少しで1ヶ月になりますね。
そんなワケで レビューのような 感想のような、そんなものを久々に書いてみました。
例によって異様に長くなってしまったので、暇なときにでもどうぞ。

 


本作を初めてプレイして感じたことは、かなりザックリしているなぁ ということ。
起動して まず「アレ?」と、皆思ったでしょうけどタイトル画面が無いんですよね。
Wiiでいうなら、ディスクドライブチャンネルが その代わりになっているのです。
『進め!キノピオ隊長』と同じスタイルですね。あのゲームは 全体的にコンパクトに
作られていたゲームなので その仕様には違和感を感じませんでした。


そしてメインメニュー画面。コレも何だか簡素になっていますよね。
今までのマリオパーティシリーズ… 例えば『2』ならマリオランドの館内、
『6』なら絵本のような世界、『8』はスターフェスティバルという祭りの会場がありました。
また、メニューからモードを選んでも 部屋に入ったり、別の場所へ移動したり
各作品それぞれ、独特の世界観を持っていたんですよね。
『NewスーパーマリオWii』の世界観を使用した『マリオパーティ9』だって、
夜空で幻想的な雰囲気を出し、キノピオミュージアム等といった建物がありました。
一方で本作、『マリオパーティ10』はどうでしょうか。 ザ・メニューの画面 です。

僕が何を言いたいのかというと、ワクワクしないんですよ。
過去マリオパーティシリーズは ゲームの世界へと引き込まれるような…、
ゲームを遊ぶのが楽しみになれるような、そういったメニュー画面でした。
それなのに本作は簡素というか事務的というか、面白味が無いんですよね。


そして もう一つ。本作にはストーリーが無いんですよね。
正直言って、マリオパーティシリーズはストーリーを重要視する作品では無いとは
思っていますが やはりゲームを遊びたくなるような舞台を作るには必要だと感じます。
今までのシリーズも 強くは推されていなかったものの、スーパースターを決める、
豪華客船でバカンス、夜空を取り戻す… 等、ちゃんとストーリーは存在しました。

コレに関しては『アイランドツアー』の時点で 既に無くなりかけていた気がしますが、
辛うじてオープニングムービーはあったし、今作だけが持った世界観もありました。
ストーリーが無いためなのか ストーリーモードが廃止されたのも残念でしたね。


ストーリーモードについて触れたので、1人プレイに関しても。
…というか 1人プレイ専用のモードって 全然無かったような。(汗
多人数プレイを推奨したゲームで 1人プレイを強く求めるのはおかしいし、
正直、本作のシステムで 1人プレイを続けるのは 運要素的な意味で少々辛いですが
あるに越したことはないですからね。万年ぼっちプレイの僕としては欲しかった!

ゲームを初めて起動して、とりあえずストーリーモードで全マップ周って楽しもう、
2週目に挑戦してみよう もっと高いスコアを狙ってみよう…
これだけで様々な遊び方ができますからね。『9』も4週程はしましたよ。

無い物ねだりはここまで。本作の1人プレイモードには「クッパチャレンジ」があります。
コレは面白かった! クッパミニゲームを全て周れるし、スコアアタックで燃え上がる!
割と恒例のモードではありますが、やり込める遊びがあるのはいいですね。
強いていうなら マリオパーティモードのミニゲームでもやりたかったのですが、
内容が被るし 『6』のデカスロンパークのように、対戦型にでもしない限り
1人プレイモードとしてクッパミニゲームに絞ったのは 無難かもしれませんね。


 


いつもの方のミニゲームは『パーティ9』で仕様変更された「1人vsライバル」が
「1vs3」に戻り、「2vs2」が晴れて復活しましたね。
コレは喜ばしいことなのですが、本作は更にクッパミニゲームが追加されているので
逆にシリーズで言う「vs4」のミニゲームが減ってしまったという。
それどころか 『パーティ9』が「80種類のミニゲーム!」 と宣伝していたのに対して、
本作は「70種類以上のミニゲーム」になっていますし、総合的にも減っているのです。

数の方はそこまでにして、ミニゲームの内容についても。
「vs4」は『9』と比較すると 駆け引き系が1つあるだけで「ボムへいれんさ」が少し運を
必要とするものの、それだけで いわゆる運ゲーが無くなったんですよね。
盛り上がりに欠けるのか、実力を問われるのか 評価は分かれるかもしれませんが、
孤独にパーティする僕にとって CPUと運ゲーするのは御免なので、嬉しいですね。

記憶、レース、カウント、シューティングと お馴染みの内容も揃っていましたが、
本作はアクション系ミニゲームが かなり多かったような。
「スネークブロックですすめ」・「ツキダシドンにおされるな」等、
キャラクターを自由に操作できるゲームが好きなので 僕は好印象でした。

「ボスミニゲーム」も 駆け引きがあるだけで、運の絡むモノが無くなりました。
ボードマップが減っただけに コチラも数が減っていますが、
『マリオパーティ9』に引けを取らず、面白いミニゲームが多かったです。
「巨大メカクッパのターザンチェーンバトル」がつまらないと話題になってますが。(汗
また、「チョロプーの空中めいろバトル」を2人でプレイすると
大砲にたどり着けなかったり、余程減点されない限り、
最後の一撃+ファイナルアタックボーナスで勝敗が決まってしまうという
致命的な配点ミスがあったりもしました。


ミニゲームに関して、絶対に書いておきたかった点についても。
タイトル画面が無いのと同様に プレイしたなら気が付くことですが、
ミニゲームの説明画面がかな~りザックリしているんですよね。
簡単なショートムービーがあって、字幕のような感じで 1~2文の説明があるだけ。
コレもまた、簡素になりすぎ ワクワク感に欠ける原因だと思います。

内容を理解できれば それで十分ですが「キラキラストーンパズル」なんかは
明らかに説明不足だし、一部ミニゲームも コレってこういうことかよ! 初プレイ時、
意味を勘違いして 出遅れてしまい、負けてしまったことも幾つかありました。


更に もう1点、コレは『アイランドツアー』からのことなのですが、ミニゲームに
記録が付かないんですよね。マリオパーティシリーズといったらニューレコードを
目指してミニゲームをやり込むのも 醍醐味の1つだったと思うのです。
ストーリーモードも無いし、本作でスコアなんかが記録されるのは「クッパチャレンジ」と
「キラキラストーンパズル」くらいですかね。

その代わりなのか、本作には「マリパチャレンジリスト」というものができました。
いわゆるクリアゲッターですね。 初めて○○をプレイする等、簡単な項目もありますが
ミニゲーム絡みは 例えば「 「すすめ!チョロボンタワー」で4人全員がゴール」等、
4人全員が~ という内容がほとんどでした。
もう少し1人プレイに優しくしてくれたって、いいんじゃないのか…?
「どこどこどこ?」等の記憶系は 家のWiiリモコンをフル稼働させ、何とかしましたが
それ以外は CPUの強さ「たつじん」が3人共に達成するのを待つ必要ができました。
スイスイ達成するミニゲームもあれば、お前ら本当に「たつじん」かよ!? と、
思わずツッコミたくなるようなことも。何でこんなところで運ゲーしてるんだろう…。


 


さて、ここでようやくですが メインのボードマップやマリオパーティモードについて。
『パーティ9』や『アイランドツアー』と比べると、かなりテンポが良くなったと感じました。
…むしろ、この2作に若干問題があった気もしますけどね。
サイコロを振ろうとするたびに きいろキノピオが解説に出てきて、
もう来るな! 僕はさっさと先へ進みたいんだ! と、何度思ったことやら。
ついでに言うと 本作の解説役は きいろではなく、あおキノピオになりましたね。

逆に ここは一言あってもよかったんじゃないのか? 簡素になりすぎじゃないか?
と思う場面もしばしば。あれだけテンポを良くしろ と嘆いておきながら、
何を言っているだ という自覚はあるのですが… もしかしたら、過去2作の感覚に
慣れてしまったのかもしれませんね。 以前のハドソン製と比較しようとも思いましたが
システム自体が大分違うので、考えようがないんですよね。(汗


そして本作のボードマップは「ワクワクパーク」「ヒヤヒヤウッド」「ドキドキオーシャン」
「ウキウキエアプレーン」「ハラハラキャッスル」の5つ。
なんだか『マリオパーティ4』を連想させるボードマップ名ですね。
平原に海、オバケのステージにお城等 本作も『Newスーパーマリオ』シリーズの
世界観を使用した感じではありますが、『パーティ9』と被らないため、遊園地にしたり
海中にしたり、工夫がそれぞれに施されているのが良いですね。
それでもハドソン製の頃と比べると 新鮮な世界観には程遠いのですが。

ミニゲームに続いて、こちらも 極端な運要素は減ったと思います。
『パーティ9』なんて 7つのボードマップ中、4つが 常にリトルスター半分没収イベントと
隣り合わせという えげつない内容でしたし。(汗
そういったイベントがあるのは 本作では2つだけ、ルート上の一部のみになりました。
新たに「ヒヤヒヤウッド」では 自分のターンのたびに、リトルスターを5つ没収される
という地味に痛いイベントが。擦り付けることが可能なので この方が戦略性があって
良いかもしれませんね。初プレイ時はマスに止まれず、ゴリ押しましたが。(←

テンポが良くなり、運要素も減ったので 僕としては全てのマップ、どれも好印象。
ただ、問題なのは数なんですよね。5つは いくらなんでも少なすぎるだろう! と。
従来のシリーズと『9』以降のシステムとも違った『アドバンス』は例外として、
WiiUという新しい据置機なのにも関わらず、携帯機の『DS』と並んで 歴代最少。
単純なボリューム不足です。
『アイランドツアー』も7つのボードマップと宣伝しておきながら、
「ヘイホーのババぬきカード」を遊ぶには 3DS本体が3台必要という酷い仕様でしたが
携帯機なうえ、シリーズ恒例の5つのマップ+隠しマップ1の形を保っていました。

クッパパーティは更に3つに絞られますし、前述のとおり ミニゲームも減っているので
かなり物足りない感がありますね。 あと1つ!あと1つあったら良かったのに…。


クッパパーティに関しては マリオパーティモードより、更に多人数型に特化した形だと
感じました。 …要するに、1人では それ以上に面白みに欠けてしまうような…。
クッパ側もマリオ側も 是非とも多人数プレイをしてみたいですね。

クッパ関係で少し気になったのが クッパミニゲームのバランス調整。
種類によってクッパの有利不利がかなり極端なんですよね。
例えば「クッパのファイアバー」は1回のダメージで失うハートは1個ですが、
マリオ側をよく見て動かせばハメてダメージを与えることができます。
「クッパのヒップドロップ」は3回の攻撃のチャンスがあり 当たる確率は1/2。
一方で、「クッパのぐるぐるハンマー」と「クッパのおしおきローラー」のしょっぱさ!
制限時間も短ければ、ダメージを与えるチャンスも 他と比べると少ないです。
当然マリオ側にもチャンスは必要ですが 全体的にバランスがおかしい気がします。


 


次はマリオファン視点からするとメインの内容となる、キャラクターに関して。
本作のプレイアブルキャラクターは12人+クッパ という構成になっております。
クッパは若干、例外感ありますが 人数は『マリオパーティ9』と同じですね。
歴代最多は『パーティ8』の14人ですが、これは何かの縛りなんでしょうかね。
普通に考えれば、操作できるキャラクターは多い方が良いに決まっていますが、
あえて増やさない方針にしているのでしょうか。『9』にいたキャサリンに、
ヘイホー、ノコノコ、カメック、『アイランドツアー』で復活したテレサなど
準レギュラーや 知名度・人気のある敵キャラ勢がハブかれたのは少々残念でした。

一方で『マリオパーティ4』以来の復活となるドンキーコング! マリオパーティでの彼は
イベント担当のイメージがやや強めですが、晴れて復活しました。
そして『パーティ9』ではリストラメンバーの中で 唯一影も形もなかったキノピコ。
『マリオカート8』や『進め!キノピオ隊長』の影響も 大きかったのかもしれませんね。
ついにロゼッタさんもプレイアブルとして参戦。『アイランドツアー』では 逆に珍しく、
背景要員でしたね。本当にマリオファミリーに馴染んできていますなぁ。

で、もう一人の新参戦キャラクター… ガボン。
毎度お馴染み 色物枠、サプライズ枠かと 訓練されたマリオファンは多いでしょうね。
カロンにハンマーブロス等 マリオパーティシリーズでは様々な敵キャラクターが
プレイアブルとして登場しましたが、ついにガボンが参戦する時代。
僕は訓練された身なので 悪くは無いと思うし、『マリオスタジアム』シリーズにも
いなかったので 初のプレイアブルという点では、おめでたいですよね。(笑
『バッジとれ~るセンター』では ゆるキャラ枠と言われているみたいですが…。



『マリオパーティ9』以降のキャラクターといったら勝利ポーズ。
本作も 1~4位それぞれに専用のポーズが新規で用意されています。
相変わらずキャラクターの個性が良く出されていて、どれも見ものですね。
余談ですが 今までと比べると、3位のポーズがガッカリ感増している気がします。(笑
「こんなものか…。」という微妙なリアクションを楽しめる、
素敵なポーズには変わりないですけどね。マリオやピーチ姫のが特にお気に入り。

そして本作は 今まで以上にアクションが豊富です。滅茶苦茶ポーズが多い!
スーパースターになったとき、ポイントバトルで優勝したときに固有のポーズがあり、
ハドソン製のときとは違って 勝利ポーズの流用ではないんですよね。

更に 各ミニゲーム専用の動きもかなりあります。
「ホバーボートレース」でゴールしたとき、「ヘイホーパニック」のお食事シーン。
「ぐるぐるジャンプ」は 20点の時のポーズが『パーティ9』の3位ポーズを再利用した
もので、一部キャラクターは表情が変わっていたりもします。
そして「ツルツルフローズンロード」。特にゲームに影響を与えるものではないのに、
タイミング良くジャンプすれば 3段ジャンプをすることができます。
雪玉をかわしながら、こういう遊びができるのは良いですよね。
他にも「メガブロスのえらんでカードバトル」に指さしポーズがあったりします。


そんな豊富に揃ったマリオファミリーのアクションを鑑賞できるのが写真館。
WiiUゲームパッドをカメラに見立てて、撮影し Miiverseへ投稿できるという素敵な機能。
ただ、もうちょっと自由度が高ければ満点だったのになぁ~ と思ったりもします。
ポーズは毎回ランダムで、キャラクター同士をあまり近くに置くことができず、
撮影した画像はフルサイズでTV画面に載せることができない…等、
素敵な反面、少し惜しい内容でした。モデルやポーズを揃えるのも 大変でした。


 


最後に 3つ目のパーティ、amiiboパーティのはなしを。
他2つの影に隠れがちなモードですが ハドソン製マリオパーティシリーズのルールが
若干の仕様変更がありながらも、復活しているんですよね。
ルール変更に嘆くユーザーへの救済&amiiboの活用と 上手く作られてます。

ボードマップは マスの構成が全く同じなものの、イベントマスや通過イベントが異なり
各キャラクターをイメージした基盤が全9種(+シンプルマップ)。
そのキャラクターに合わせた おもちゃのような世界観が作られており、
とても魅力的です。僕としては このモードが一番本命と言ってもいいくらいです。

イベントとは直接関係の無い、背景の置物が非常に凝っており、マリオファン得。
例えば、ルイージマップには『ルイージマンション2』のウラメ~シ屋敷をモデルにした
モノに キングテレサまで。 …残念ながら、マンション仕様のデザインではないですが。
マリオマップは『NewマリオWii』等でお馴染みの回る地形やゴールの階段。
ロゼッタさんのマップには 絵本やキノコ船、望遠鏡… 『マリオギャラクシー』要素が
てんこ盛り。ワリオマップは『ワリオランド』と『メイドインワリオ』のコラボが実現。
ニンニクにコイン、『マリオランド3』の時の帽子など、細部にまでこだわりを感じます。

ルールは懐かしの20コインで1スターシステム。それだけではなく、マップ上に
現れるアイテムを集めることができます。物集めが好きな僕がハマる原因ですよ。(笑
コレがamiiboの「よみかき」連動のメインとなるものですな。

逆に欠点を上げるとすれば amiiboの無駄な強要。
更新データで修正されましたが、『マリオカート8』の簡易マップがゲームパッドにしか
表示されないこと、『進め!キノピオ隊長』でジャイロ操作をオフにできないこと…
言ってしまえば 任天堂あるあるの新機能の押し付けです。
サイコロを振ったり、ルーレットを止めたりするたびにamiiboをタッチするのは面倒!
一応ゲームパッドのAボタンで代用できますが 不便なことに変わりはありません。
amiiboを使うのはアイテムの入手・使用時だけで十分だと思います。

じっくりプレイしたり、アイテムをひたすら集めることを目的にもしたいので、
ターン設定とかもできたらよかったんですけどね。10ターン固定になっているので。



…こんな感じでしょうか。
総評としては やや簡素になりすぎだけど、ゲームテンポは良く 手軽に遊べます。
マリオパーティのボードマップやミニゲームの世界観は いわゆる『Newマリオ』系が
強く、見飽きてワクワク感の欠ける内容になり気味ではあるものの、
そこはキャラクターの豊富なアクションや amiiboパーティで補ってあります。

ボリューム面やシステム等で あれ? と思う部分もありますが、素晴らしいゲームです。
かなりプレイしたつもりですが、機会があれば 多人数プレイもしてみたいですね。

 

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Fumiya

Author:Fumiya
スーパーマリオが好きな人。
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